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最終価格 SINGER アンティークミシン 珍品 モーター内蔵 縫えるレトロ [37061965]
商品詳細
1937年(昭和12)
アメリカ ニュージャージ州エリザベス工場で作られたシンガーミシンです
昭和12年と言えば【支那事変】があった年ですよ
そんな大昔、家庭用ミシンを電力使って動かそうとしたアメリカってやっぱすごいと思うのです
通常の家庭用シンガーとははずみ車周辺の作りが全く違います
通常家庭用ミシンのモーターって、後ろ側に大きなモーターを取り付けて、プーリーとはずみ車をベルトで繋げて回すといういわゆる【ベルトドライブ】なのですが、
このシンガーは内蔵された小ぶりなモーターで、専用設計のはずみ車を直接ギアで回すという【ダイレクトドライブ】
これは本当にすごいです
当時かなりの金額だったのではないかと思います
ここまでお金かけて開発して、元が取れたのでしょうか(*´ー`*)
少しずつバラして綺麗にして行きます
モーター~はずみ車
モーターのコイルも綺麗な状態でした
ギアからはずみ車までも大きな錆や固着等もなく、注油などでスムーズに回るようになりました
電気を使う部分なので、足踏みペダルと配線、配線取り付け部分は新しいモノを加工して取り付けました
黒い金属製のペダルと黒いコードなので、違和感はありませんし、漏電断線などの心配もないので安心です
面板と糸調子機
ここは若干錆がありましたので全バラで磨きをかけました
ピンピン(糸取りバネ)は新品に
後はオリジナル部品を磨いて仕上げました
ボディ全体も徹底的に磨きをかけてワックスがけしたのでピッカピカです
使い傷は生きてきた証だと思うので特にリペイントで隠しません
釜も全バラ
しっかり磨きをかけて注油
釜を見て『おっ(゜Д゜)』と思ったあなたはきっとマニア
作りがちょっと変わっています
ボビンケースのツノが逆のやつを使うミシンです
これがどうしてこうなってどういう良い効果があったのかわかりませんが、おもしろいですね( > 人 > )
それに伴って針の向きも逆です
通常針の根元の平たい部分は右向きで、糸は左から入れますが、
コイツは根元の平たい部分は左向きで、糸は右から入れます
ここは間違わないようにしてくださいね
後はただ何も考えずにペダルを踏むだけでサクサク縫ってくれます
針は16番・糸は60番
どこにでも売ってる糸と針で、帆布1枚~10枚縫えました
とても優しい音のミシンです
いかがでしょうか(⌒‐⌒)?
カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > アンティーク雑貨 |
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商品の状態 | 傷や汚れあり |
最終価格 SINGER アンティークミシン 珍品 モーター内蔵 縫えるレトロ
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。