唐銅(唐金) 利休好写し 北井清誠作 [28926907]

唐銅(唐金) 利休好写し 北井清誠作 [28926907]

販売価格: 63,890(税込)

在庫数 4枚

商品詳細


皆具(かいぐ)とは
装束・武具・馬具などの具一式が揃っている状態を指します。
また、茶道での皆具といえば、「水指」「杓立」「建水」「蓋置」の4点が揃ったもので、台子や長板に飾る為に用いられます。
臨済宗の僧である南浦紹明(なんぽしょうみょう)が宋から戻って来た際に伝えられ、日本では千利休が持っていた「唐銅皆具」が有名です。
その頃は銅で作られているものが主流でした。
今のような「陶器皆具」が登場したのは江戸末期幕末の頃ですが、その当時はまだ馴染みもなく、あまり人々に受け入れられませんでした。
広く出回り始めたのは明治以降になってからのことで、各流儀の家元の「好み物」が作られるようになった際に、裏千家 11世玄々斎が広めた「立礼式(りゅうれいしき)」では「陶器皆具」を原則としていた為、近世の茶の湯には欠かせない物となりました。
「立礼式」とは、玄々斎が茶の湯の近代化を図るために確立した新たな茶の湯文化の一つです。
それは今までの茶の湯とは大きく異なり、机と椅子を用いて茶を点てるもので、椅子点前と言われています。
明治4年に京都で開催された第1回京都博覧会の際に、玄々斎が外国人客が腰を掛けて茶を飲むことができるよう考えられたのが始まりとされています。
水指・建水・蓋置別々に使用することもできます。

【北井清誠】
以後40年余にわたり般若鋳造所において研鑽
サイズ水指:約直径17.2×蓋除く高16.5cm
杓立:約口径6.4×直径9.1×高18cm
建水:約直径14.4×高8.5cm
蓋置:約直径6.8×高6.2cm
素材唐銅製
作者北井清誠作
紙箱
(限定山輪ウ・91000)

唐銅(唐金) 利休好写し 北井清誠作



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