M3807●江戸明治和本等>駿河状(文政6年)稀書往来物 若林霞谷書 [6546691]
商品詳細
●江戸明治和本●駿河状(文政6年)稀書往来物
【判型】特大本1冊。縦287粍。
【作者】間宮喜平次作。若林霞谷書。
【年代等】慶長17年作。最古刊本は明暦4年初刊([京都]水田甚左衛門板)。文政6年冬、遯窩老人(植木仼謙・休翁)跋・刊。刊行者不明(私家版カ)。
【備考】分類「往来物」。地誌型往来の先駆と目される往来で、(1)駿府城を中心とした東西南北それぞれに所在する神社や名所旧跡、それらの景趣・縁起等、(2)駿府城の威容と結構、(3)慶長一七年正月、同城における年頭の儀式次第等について記す。特に(3)について、年頭にあたり大御所(徳川家康)に伺侯する全国の諸大名、諸宗の僧侶、大坂・堺・奈良・伏見・京都・長崎・江戸・駿河の町人等を詳述するのが特徴。また本往来は、江戸前期より明治初年に流布した寛文9年刊『江戸往来』の構成と内容と深い関わりがある。江戸前期に数種の板種が見られるが、底本は「抑駿河国府中与申者、多景一入無限、先東者、八幡・清水寺、愛宕山者峙巌松、諸木連枝、南者、滄海漫々無果…」で始まる本文を大字・3行・無訓で記す。また、識語に「慶長十七年孟春日、右之一巻者、於駿河国、間宮喜平次為覚書畢」とある。なお、本書から駿府およびその周辺の名所旧跡等の記述のみを抽出した簡略版に『駿府周覧』(謙堂文庫蔵)がある。なお、底本には「遯窩休翁居士遺物」の記載がある。
★原装・題簽付・帙入り。概ね美本。他に所蔵無し。
カテゴリー | 本・雑誌・漫画 > 本 > その他 |
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |
M3807●江戸明治和本等>駿河状(文政6年)稀書往来物 若林霞谷書
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